一般質問
向けた優遇策を
正規保育士を確保するために、保育士養成学校にかかった費用の助成や町外から就職する保育士に家賃助成ができないか。
保育業務の大変さを認識しており、本町では国の制度にはない特殊勤務手当を支給している。議員の提案は保育士確保の有効な方法の一つと受け止めており、今後検討していくべき内容と捉えている。
共働き家庭を応援するために、保育士を十分に確保し、公立3園の延長保育を30分延長して午後7時までにするこはできないか。
保育士の確保が非常に困難で、通常の保育時間内でさえ人員配置に苦慮している状況で更なる延長は、正規保育士に時間外労働を強いるほかない。保育園の利用時間帯の意向調査で18時台後半と回答されたのは全体の2%程度であるが、今後の動向次第で見直しを迫られることになってくるのではないかと考える。
第2子、第3子の出産・育児に専念していただくために、「育休退園」の運用を見直すべきと考えるが。
保育園を利用するには、「保育の利用が必要な理由」に該当する必要がある。育児休業の場合は、母親の育児不安などで、家庭保育が困難な場合に利用が認められる。退園後に再入園できる保証はないが、優先的に入園できる配慮はしている。
尾張北部環境組合のホームページによると、新ごみ処理施設は今年度に環境影響評価、都市計画決定の手続き、用地取得、施設の基本設計が行われるとあるが、現在の進捗状況はどのようか。
環境影響評価は本格的な調査にはいったところで、用地取得は組合議会の議決を得ながら進めている。基本設計は公募型プロポーザルで業者を選定したところ。都市計画決定の手続きは、江南市において計画案の作成が順調に進んでいると聞いている。
新ごみ処理施設の運用開始予定が令和7年度となっている。本町にある現在の施設は、新ごみ処理施設の運用が始まった後はどうなるのか。
今のところ他の活用方法は検討されていない。施設自体は解体していくのが妥当と考えている。本町の意思のみで決定できないので、組合構成市町で検討してくことになる。
- 保育士養成学校にかかった費用の助成や町外から就職する保育士への家賃助成について今後、保育士確保の有効な方法の一つとして検討していく
- 育休退園の運用について見直しを提案
- 新ごみ処理施設完成後の環境美化センターの活用を今後構成市町で検討していく
- 都市計画決定の手続きは江南市において計画案の作成が順調に進んでいる
一般質問
本町が所有している売却可能な普通財産の処分、または利活用についての考えは。
長期間未利用、未活用の土地のうち、活用可能と考えられる普通財産と、行政目的の見直しが必要な行政財産については、地域の皆さまと相談しつつ、不動産事業者や有職者などの意見も聴きながら、売却も念頭に活用を検討していく。
本町の主要な施設にもネーミングライツ(命名権)を導入し、新たな自主財源を確保してはどうか。
今年度早々の行政経営会議においてネーミングライツの可能性について検討することになり、現在各部課において模索している状況。
子どもたちが安心して遊ぶことができるように、都市公園にも防犯カメラの設置を。
カメラの設置により犯罪防止力の効果は期待できる。しかし、本町としては防犯灯の設置によりまち全体を明るくすることを考えている。防犯灯の整備が進み、まち全体が明るくなった後、皆さまの声を聴きながら、危険と判断した場所への設置を考えていきたい。
AEDを地域の誰もが知っている、各行政区の学共等にも設置できないか。
一律に設置することは効率的ではないと考えているため、施設の利用状況や周辺の状況などを考慮し、地域の皆さまが使いやすいよう屋外への設置を検討していきたい。
- 公共施設にネーミングライツの導入を検討
- 普通財産と、行政財産については、売却も念頭に活用を検討
- AEDについて屋外への設置を検討
- 危険と判断した場所へ防犯カメラの設置を検討
一般質問
現在、一時保育の受け入れをしているのは、民営化された大口中保育園のみ。保育士不足の問題をクリアすれば町立保育園でも実施できるのではないか。
一時保育は公私の役割分担のもと、大口中保育園で実施されておリ、保育園への入所が困難な保育ニーズを補完する事業として非常に大事なものと考えている。まずは西保育園の増築によリ待機児童の解消に向けた対応を考えいる。
現在、すくすくサ江ロポートの援助会員の資格要件は60歳くらいまでとなっている。シニアの育児経験を活かすためにもこの要件を撤廃できないか。
現在、国が進める働き方改革の中で、現役として長く働けるように定年延長などをはじめとした多様な働き方が求められている。現在60歳くらいまでとしている要件については、撤廃を含め検討していきたいと考えている。
町内にある保育園のうち、中保育園と北保育園には防犯カメラが設置されている。西保育園と南保育園への設置予定は。
西保育園については、今回の増改築工事に合わせて設置し、南保育園については平成31年度予算で設置する予定。
大口中保育園が民営化されてから5年目を迎えるが、本町はどのような評価をしているのか。
急激な変化とならないように努めた結果、スムーズに民営化できたと感じている。大口中保育園では、民営化当初から保護者アンケートを実施されておリ、その評価や指摘を大切にし、保育に取リ組んでいる。また、おやつのレシピ紹介や卒園アルバムは保護者と意見交換をしながら作成するなど、保護者と距離の近い保育に心がけておられる。特色である「体力づくリ」も対外的に認知されつつあリ、それを理由に保育園を選んだという保護者の声もある。その特色を尊重し、民間の保育運営を参考にしながら、町立保育園における保育の質の向上に努めていきたい。
- 一時保育の受け入れを大口中保育園で実施
- 待機児童の解消に向けた対応を考えている
- 現在60歳くらいまでとしている要件については、撤廃を含め検討
- 大口中保育園はスムーズに民営化できたと考えている
一般質問
企業誘致における本町がターゲットとする業種は何か。
本町の企業誘致は製造業を中心に考えている。既に法律等で優遇されている物流施設等は調整区域内でも開発が可能であるが、製造業については、町の支援がないと開発できない地域が多くあるため、製造業を中心に考えている。
どのような手法で企業に対して誘致のPRを行っているのか。
町内の製造業126社に対し、企業支援ガイドの送付と合わせてアンケートを実施した。資料内容の説明を希望すると回答した企業を個別に訪問し、本町の特色であるオーダーメイド方式の企業誘致や各種補助金等についてPRさせていただいた。また、年末年始に町長が企業訪問する際にも企業のニーズをうかがいながら、町の取り組みをPRしている。
中小企業の工場を新設しやすくするために、都市計画法の面積要件(土地面積3千㎡以上)を緩和することはできないか。
要件を緩和すれば開発の促進につながるが、一方で虫食い的に開発が行われる恐れがある。都市計画の観点から乱開発を防止するためにも、この面積要件は適正と考える。
今後、企業の進出が増えると渋滞が深刻化すると考えるが、その対策は。
本町における道路整備は、国や県が進める国道や県道の整備において渋滞緩和に向けた取り組みが進められている。町道についても、交通安全対策と通過交通の誘導などを目的とした道路網の整備に着手しているところ。
町道大口桃花台線を4車線化することはできないか。
町の道路網整備計画では計画されてる。今後、町道小口線の整備によっては、交通量の増加も考えられるが、まずは国道41号6車線化等の整備事業の効果を検証しながら検討する。
- 町内126社へ企業支援ガイドを送付
- 都市計画法の面積要件(土地面積3千㎡以上)の緩和を提案
- 渋滞の緩和に向けてインフラ整備に努める
- 国道41号6車線化等の整備事業の効果を検証しながら検討する